遺言書の書き方の注意点

遺言書の書き方の注意点

最近遺言についての相談が多いです。

遺言相談というと「終活の一つとして作成手続きお願いします」というものばかりではないです。

亡くなられた後に相続人の方が遺言書を持ってきて「これで登記手続き、または財産の整理をお願いします」というものも多かったりします。

専門家を経由し、しっかりと作られた遺言書なら問題はないのですが、自筆で作られたものを拝見するのも珍しくありません。

遺言書というとどのようなものを想像するでしょうか?ドラマ等では自筆で最後に自分の思いの丈を文字として残し、子供やお世話になった方々に伝えるというものを想像するかもしれません。が、実際は違います。

遺言として成立させるためには雛形としての要件があり、さらには役場で証人立会のもと作成することがほとんどです。自筆ですと内容に不備があり、遺言内容の効力が発揮されず相続人が困ったことになるということもあります。(案件としては少ないですがそういった相談もあります。)

最近はメディア等でも「終活」という言葉を多く目にしますが、ネット等だけの情報にとらわれず専門家に相談するのが一番だなと思います。

遺言については奥が深いのでまた綴ります。

洲鎌 佑輔

※終活・相続についての問い合わせページもございます。
こちらをご覧ください→https://shukatsu.sugama-law.jp